【必見】ヘアアイロンとコテの違いと使い方のポイント

気軽に髪の毛をカールして巻き髪にしたり、ストレートにしたりすることができるヘアアイロンやコテは、スタイリングに人気があるアイテムですが、いざ購入するとなると違いや選び方が分からなかったり、使い方が難しそうだったりと分からないことがたくさんありますよね。毎日のヘアアレンジに役立つヘアアイロンやコテの基礎知識や選び方のポイント、上手に巻くためのコツなどを知ることで、スタイリングが楽しくなり、ヘアアレンジの幅も広がります。

ヘアアイロンとコテの違いは？

カール用アイロンとは？

自宅で簡単に髪の毛をカールしたり、ストレートにしたりすることができるヘアアイロンやコテですが、プレート部分が熱くなるものというイメージがあり、違いが分からないという人も多いのですが、カール用ヘアアイロンとコテは同じもので髪の毛が熱によって作用されるという性質を利用してカールするアイロンがカール用のヘアアイロンであり、コテと呼ばれることもあるというわけです。

ストレート用のヘアアイロンは？

髪の毛にカールをつけるための物をカール用のヘアアイロンやコテと呼びますが、髪の毛をまっすぐにするためのストレートアイロンをコテと呼ぶことはあまりありません。

ストレートアイロンと呼ばれることが多く、プレートの部分がまっすぐになっている物で、コテはプレートの部分にカーブが付いている物というように覚えておくとよいでしょう。

ヘアアイロンを選ぶときのポイント(1)プレートの素材で選ぶ

カール用のヘアアイロンは、商品によってプレートの素材が異なり、最近では髪の毛の滑りが良いので、髪の毛へのダメージを抑えることができるセラミックやチタンが人気です。セラミックやチタンは、耐久性が高く、スタイリングがしやすいことも人気がある理由です。

ヘアアイロンを選ぶときのポイント(2)温度調節機能で選ぶ

ヘアアイロンの温度は、温度が高いほど強いカールをつけることができますが、髪の毛に直接熱を与え、髪の毛へのダメージも大きいので、温度調節ができるタイプで選ぶことがおすすめです。150℃～190℃の間で5段階ほど調節できるタイプが一般的ですが、120℃から140℃位の温度が髪の毛へのダメージを与えにくく、初心者でも安心して使うことができるので、120℃位から190℃位までの間で温度調節ができる物を選ぶとよいでしょう。

ヘアアイロンを選ぶときのポイント(3)髪の毛の長さやなりたいスタイルに合わせて選ぶ

ヘアアイロンは、19㎜~38㎜など直径によってカールの大きさが変わります。ロングヘアで髪の毛を下した状態でふわふわとしたダウンスタイルになりたいなら32㎜や38㎜がおすすめです。ショートヘアでしっかりとカールさせたいなら19㎜、ワンカールでふんわりさせたいなら32㎜、ミディアムヘアなら32㎜が使いやすいミリ数です。

同じところに何度もあてると髪の毛が傷む

うまくカールが作れなかったり、もっとカールを強く出したいなどの時に同じところに何度もヘアアイロンをあててしまうことがありますが、髪の毛に過度に熱を与えてしまうためダメージにつながります。温度設定やヘアアイロンをあてる角度、直径などに気を付けて、一度でスタイリングができるようにしましょう。

濡れた髪の毛に使うと髪の毛が傷む

髪の毛が濡れた状態でヘアアイロンを使うと、しっかりと形が付くようなイメージを持っている人がいますが、湿った髪に高温であててしまうと、髪の毛の内部にある水分が一気に蒸発して、キューティクルが傷んでしまいます。髪の毛が傷んでしまう上にスタイリングも上手くできないので、濡れた髪の毛に使うことは逆効果です。

ヘアアイロン用のスタイリング剤を使用することがポイント

髪の毛のダメージを抑えて、きれいにスタイリングするポイントは、スタイリング剤を髪の毛全体に塗布することです。直接ヘアアイロンをあててしまうと髪の毛にダメージを与えてしまうので、簡単に広い範囲にスタイリング剤をなじませることができるスプレータイプやミストタイプがおすすめです。

あらかじめ温めておくことがポイント

温度が低い状態で巻いてもきれいなカールを出すことができず、何度もヘアアイロンを同じ場所にあててしまいダメージを与える原因にもなります。髪の毛に過度に熱を与えすぎずにきれいにカールをつけることができる180℃前後に設定し、あらかじめ温めておくときれいな巻き髪が一度で付きます。

髪の毛をブロッキングしてから巻き始めることがポイント

同じ場所に何度もヘアアイロンをあてずに、きれいなカールをつけたるためには、美容師の人が使うような大きめのピンなどを使ってあらかじめ簡単に髪の毛をブロッキングしておくことがポイントです。髪の毛を左右に分けてから前髪と横の髪の毛をまとめて4つにブロッキングし、横の髪の毛を下の方から3分の1ずつピンから外してヘアアイロンをあてるようにすると簡単です。面倒に思えるかもしれませんが、少ない毛束で素早くカールしていく方がきれいにカールが付き、素早く巻くことができるため髪の毛へのダメージも少なくなる傾向があります。練習をすることできれいに素早く巻くことができるようになるため、ブロッキングをして少しずつカールしていくようにしましょう。

ヘアアイロンを使う時の注意点

ヘアアイロンは、髪の毛にカールをつけるために、100℃以上の温度にプレートを温め、場合によっては200℃前後になることがあります。手で触ってしまったり、顔や頭皮、首などに付けてしまうとやけどをしてしまうため注意して使いましょう。

高温で溶けてしまうものを近くに置かないことはもちろんですが、子供やペットが誤って触ってしまうことが無いように気を付けることも大切です。片付ける時には、熱が冷めていることを確認し、つけっぱなしにも注意することが必要です。時間が経過すると電源が自動的にオフになる自動電源オフ機能付きのヘアアイロンを選ぶと、つけっぱなしにしてしまったり、消したかどうかわからなくなって不安になることが無いのでおすすめです。

アレンジの幅が広がるヘアアイロン・コテを使いこなそう

ヘアアイロンやコテを使うのは難しそうというイメージがある方でも、慣れると簡単に髪の毛にきれいなカールをつけることができ、スタイリングが短時間でできるようになります。

ショートヘアからロングヘアまで髪の毛にカールをつけることで雰囲気が変わったり、まとめ髪などのアレンジヘアも楽しむことができるようになります。使い方は意外と簡単で、髪の毛に巻き付けるだけで短い時間でいろいろなヘアスタイルを気軽に作ることができます。巻き方を変えたり、直径を変えたりするとイメージが変わり、慣れるほどアレンジの幅も広がっていくので、これまでヘアアイロンを使ったことが無いという人にもチャレンジして欲しいおすすめのスタイリングアイテムです。