2018.8.4
ドライシャンプーは、水を必要としない洗い流さないでいいシャンプーです。しかし、洗い流さないでいいと聞くと、頭皮の汚れがきちんと落ちず、たいして清潔にならないのではと思う人も多いのではないでしょうか。そこでここでは、ドライシャンプーとは具体的にどういったものか、どんな種類があるのか、本当に洗浄効果があるのかといったことをまとめてみました。
ドライシャンプーは、通常のシャンプーのように洗った後に洗い流す必要がありません。スプレータイプやパウダータイプなどいくつかの種類がありますが、どの種類でも、水やお湯がない状況で頭皮や髪を洗うことが出来ます。
災害時などで入浴ができない状況や体調が悪くてお風呂に入れない状況などで重宝しますが、べたつきが気になるときやリフレッシュしたいときに使う人も増えてきました。
気になる洗浄効果ですが、これは正しい使い方で使用すれば、頭皮の皮脂や汚れを落とすことは可能です。商品によって配合されている成分が異なるため、使用感や得られる効果は異なりますが、基本的にはきちんと洗って清潔に保つことができると思って間違いありません。ただし、通常のシャンプーと比べると、洗い流さない分やや洗浄効果が落ちることもあります。
ドライシャンプーのなかでも多いのが、スプレータイプです。これは、頭髪全体にスプレーしたあと手でマッサージするようにして地肌になじませます。その後、乾いた清潔なタオルで拭きとりをすれば完了です。スプレー量が多いと、髪がしっかり濡れてしまい、拭きとるのが大変になりますので注意が必要です。ほかのタイプに比べ、さっぱりした使用感が得られます。
パウダータイプは文字通り粉末状になっているものです。頭に粉をふりかけて使い、ブラシを通して整えます。その後に拭きとるといった過程は必要ありません。原料としてコーンスターチやタルクなどが使われていることが多く、皮脂を吸収して頭皮を清潔に保ちます。
頭にふりかけるだけの手軽な使い方ですので、病気で体力が落ちて拭きとるのもつらい人や、災害で非難しているといった状況にいる人に特に役立つでしょう。
ボトル先端をプッシュすると、泡状になってでてくるタイプです。泡になって出てくるため使いやすく、そのまま頭にのせて全体にいきわたるように揉みこみ、スプレータイプと同様にタオルで拭きとって使います。普通のシャンプーのように泡で洗うため、洗ったという感覚を得やすいのも特徴の1つです。
スプレータイプ同様、拭きとることによるさっぱり感があります。
シートに洗浄剤をしみこませてあるのが、ドライシャンプーのシートタイプです。ウエットシートやメイク落としシートのように、頭皮や髪を拭いて、あとはシートを捨てるだけの手軽さです。携帯にも便利で、使用するのも簡単ですので、外出先で汗やべたつきが気になった時などにさっと使えて爽快感を得ることができます。
長時間のフライトや深夜の長距離バスなど、外出先で頭を洗えない環境にあるときにもおすすめです。
フレッシィは化粧品メーカーの資生堂が手がけるスプレータイプのドライシャンプーです。エタノールが毛穴を引きしめて皮脂の分泌を抑制し、セイヨウノコギリソウエキスの殺菌作用で雑菌の繁殖を防ぎます。セイヨウノコギリエキスには抗炎症作用もあり、頭皮への刺激を緩和してくれるでしょう。メントール配合で、すーっとした爽快な使用感、清涼感が得られます。
小さい頃に風邪をひいたとき、 母が使ってくれていたのを思い出しました。 少し体調を崩したので、 久しぶりに購入して使ってみました。 因みに、私はこれをスプレーした後に、 少し熱めのお湯で濯いだタオルで拭き取っています。 そうすると乾いたタオルより拭き取れている気がしますし、 爽快感もアップします。 あまり多くはないようですが、 私はこの香りが好きです。 この香りと爽快感のお陰で、 通常のシャンプーが出来なくても気持ちが少し楽になります。 ですが、やはり通常のシャンプーができる時はそれに越したことはありません。 一つ持っておけば、 災害時や体調不良で入浴出来ない時などのいざという時に助かる一品だと思います。
出典:@cosme
LUSHは、イギリスに本社を置く、天然由来成分にこだわったスキンケアアイテムやバス用品を幅広く手がけるメーカーです。LUSHドライミー!はパウダータイプで、頭に振りかけてなじませて使います。コーンスターチとタルクが日肌の皮脂や汚れを吸収してべたつきを抑えます。グレープフルーツオイルとライムオイルが余分な皮脂を取り除いて清潔に保つだけでなく、爽やかな香りを演出。アロマの作用で、ストレスの緩和効果も期待できます。
夜シャンプーすると、翌日夕方には頭皮と髪がベタついて前髪が束状になります。 なんとかならんものかと色々調べた所これに行き着きました。 購入したあと、ベタついた状態で早速試してみましたが感動的に一瞬でベタベタが消えました。 コツは少しずつ、最終的には沢山使う事かな。 かすかなグレープフルーツの香りがしますが、使用後はほとんど残りません。 サラサラになりますが多少ごわつくかも。 その日は試しに洗髪せずに寝てみましたが、朝起きてもベタつき無し。 これはすごい。 ただパウダーなので外出先で使うのはちょっとハードル高い。 ボトルも持ち運びには適さないし、 使用時、どうしても粉が舞ってしまう…。 トイレの洗面台じゃなくて個室内でこっそり使う方がいいかも。 成分はベビーパウダーとほぼ同じなのでプレスト状のベビーパウダーで代用できそうかな? 近々試してみようと思います。
出典:@cosme
フレッシュケアのドライシャンプーフォームは、きめ細かな泡で洗うフォームタイプのドライシャンプーです。アルキル(C12-14)ジアミノエチルグリシンHClをはじめとした複数の洗浄剤で汚れや皮脂を落とし、チャエキスが消臭に効果を発揮します。エタノールやカミツレ花エキスの手練作用で皮脂の抑制も期待できます。
上で紹介した、フレッシュケアシリーズのシートタイプです。(銀/亜鉛/アンモニウム)ゼオライトが皮脂を吸着して取り除き、さらに抑臭や消臭効果も期待できます。メントール配合で、すっきりした清涼感が得られるでしょう。汗の臭いやべたつきが気になる時に、手軽に使え、後始末も楽です。
【目的】左手首の手術を行ったため簡単にケアできるものを購入 【使用方法】汚れの気になる髪の毛をそのまま拭きとる。地肌はとどきにくいのでクシで髪の毛に分け目をつけながら拭く。シートにブラシを差し込んでとかすようにしても汚れがとれやすい。 【香り】よくわからない。フローラルでもないしシャボンでもないけど清潔感・清涼感のある香り。使用後ほぼ香りは残らないが髪の毛や頭皮のいやな香りは除去できる。 【感想】汗をかいた後の頭皮のべたつきやいやなにおいや除去できるので1~2日はこれで我慢できるが、やはり髪の毛はシャンプーで泡立てて洗いたくなる。 ミストの方はよりシャンプーに近い感覚で良い。 こちらのシートは携帯や非常袋に入れておくとよいかと思い再購入。
出典:@cosme
ドライシャンプーの基本的な使い方はとても簡単です。まずは、丁寧に髪をブラッシングをしましょう。髪を解くことで、頭皮の皮脂を浮かして落としやすくしたり、髪表面についた汚れや埃を落とすことができます。次に、スプレー、フォーム、パウダーそれぞれに適した方法で頭と髪につけ、全体によくもみ込みましょう。
その後、スプレーとフォームタイプの場合は乾いたタオルでよく拭きとり、パウダータイプはブラッシングして余分な粉を取り除きます。シートタイプは最初にブラッシングしたあと、髪をかき分けて地肌をだし、気になる部分を拭きとるだけです。
ドライシャンプーを頭髪につけた後は、指を広げた手を頭に沿えて、指の腹でマッサージしながら全体に広げてなじませるとより効果的です。ドライシャンプーには皮脂を吸着する成分が配合されていることが多く、マッサージして広げることで、より効率的に余分な皮脂を取り除くことができます。
また、マッサージには頭皮の血行促進作用があります。血液には酸素や栄養を各器官や細胞に送り届ける働きがあり、頭皮の血行が良くなると地肌の細胞が健康になるほか、毛根にもしっかり栄養が行き届いて健やかな髪が育つようにも。
ドライシャンプーに配合されていることが多いエタノールは、刺激が強めで地肌の乾燥を招くことがありますが、マッサージによって血行を促進することで、乾燥を防ぐ効果も期待できます。
蒸しタオルで頭を包み込んでしばらく置いてからドライシャンプーをつけるというのも、効果的な使い方です。蒸しタオルで地肌を温めると毛穴が開きますので、詰まっている皮脂汚れや角栓などが浮いて落としやすくなります。また、血行が良くなり、頭皮環境の改善にもつながります。蒸しタオルを作るのは難しくありません。
タオルを濡らして水が垂れない程度まで絞って水気を切り、くるくると丸めてラップで包んでから、電子レンジで1分程度温めましょう。温めた直後は熱いことがありますので注意が必要です。広げて中ほどを触り、ほどよい熱さになっていることを確認してから頭を包みます。
毎日のシャンプーは、余分な皮脂や汚れを取り除き、地肌を清潔に保つために必要なことですが、頭皮への刺激となることがあります。また、肌組織が必要としている皮脂まで取り除き、頭皮環境を悪くしてしまうことも。
そこで、普段のシャンプーを、数回に1度ドライシャンプーに変えれば、べたつきや余分な皮脂は取り除きつつ頭皮への刺激を抑えることができます。
海外旅行にでかけると、渡航先によっては10時間以上かかるロングフライトが必要になることがあります。そんなときに活躍するのがドライシャンプーです。機内のトイレで使うことができ、短時間でさっぱりした気分に。また、旅行先の水が合わず、髪がガサガサになることがあります。
その場合も、普通のシャンプーを使う代わりにドライシャンプーにすることで、髪の傷みを抑えることが可能です。
暑い夏の移動中、イベントの後、ジムの帰りなど、汗やべたつきが気になって早くさっぱりしたいと思う時があります。ドライシャンプーは携帯性に優れていますので、どこでも持ち歩いて、レストルームなどでさっと使うことができます。デートや食事に行く前に使うのも良いでしょう。
体調を崩して寝込んでいる、災害で避難所にいる、断水をしているなど、お風呂に入りたくても入れない状況になることがあります。頭が洗えず、べたつきやかゆみ、ニオイが気になりだすと精神的にも辛くなるもの。
ドライシャンプーを使って頭をさっぱりさせることができれば、リフレッシュもできます。体調が悪いときはシャワーをするだけでも体力を消耗してしまいますが、ドライシャンプーであればその心配もありません。
シャンプーと言えばしっかり洗い流すものというイメージを持つ人も多いでしょう。しかし、いつでも髪が洗える環境にいられるわけではありません。体調が悪いときや断水になったとき、あるいは汗をかいてさっぱりしたいときなど、シャワーはできないけれど、頭の汗や汚れを落としてすっきりしたいときに活躍するのがドライシャンプーです。
スプレーやフォーム、パウダーやシートとさまざまな種類がありますが、いずれも髪や頭皮につけた後に洗い流す必要がありません。使用感や状況に合わせて使い勝手の良いものを選べばいいでしょう。
また、入浴できる状況であっても、普段のシャンプーをドライシャンプーに変えることでシャンプーによる頭皮への負担を軽減することも可能です。ただ、洗い流さないと落ちない汚れもありますので、毎日ドライシャンプーにするのではなく、数日に1度のペースにするのがおすすめです。
さまざまな商品が販売されていますので、気に入ったものを使ってみましょう。
※この記事の要旨は、人的な効果、効能または安全性を保証するものではありません。
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