【人気】軟毛・猫っ毛・髪が細い人におすすめ！シャンプー男女別ランキング10選！

髪の毛のセットが決まるかによって、その日の気分も違ってきます。顔の雰囲気にも左右する大事な髪の毛ですが、人によって髪質は違い、その事について悩む人は多いです。
髪の毛がまとまりにくいと髪質が硬い事に悩む人に対して、髪の毛が柔らかい軟毛の人はより悩みが切実かもしれません。
髪質が軟毛の場合、自分の思い通りにスタイリング出来ないなど様々な種類の悩みが出てきます。
この髪質を改善させる方法はないのか?

一生この髪の毛と付き合っていかなければならないのか?と半ば諦めている人もいますが、実は軟毛を改善してくれる軟毛シャンプーというものがあります。
軟毛シャンプーは男女ともに出ており、今回はおすすめのシャンプーを紹介していきます。

軟毛とは？

軟毛とは細くて柔らかい髪質の事を言うのですが、1本1本が太くてしっかりしている剛毛とは違い、キューティクルが少なくてメラニン色素も少ないという特徴があります。
剛毛の人にとっては、細くて柔らかい軟毛は扱いやすいと羨ましく感じる人も多いですが、実際軟毛にもメリットはあるのです。

具体的には綺麗で柔らかい質感が出せる、顔周りのタイト感を作る事が出来る、カラーリングが発色しやすい等が挙げられます。
特に女性の場合は、柔らかい髪の毛によってふんわりと優しい雰囲気を作りだせるのが魅力と言えます。

一方のデメリットですが、一生懸命にワックスを使ってセットしたり、コテで髪の毛を巻いてもすぐに取れてしまう、前髪やトップが立ち上げ辛い、毛先が絡まりやすい、ハリやコシが無いのでボリューム出ない、細い髪の毛で地肌が目立ち薄毛に見られやすい等が挙げられます。
自分は剛毛か薄毛かわからない時の診断方法ですが、プロである美容師に聞いてきるのが確実です。

他にも自分でも簡単に診断出来る方法はあり、髪の毛の両端を持って引っ張ってみて髪の毛が切れるようなら剛毛、伸びるようなら軟毛と判断出来ます。

また髪の毛を指にくるくると絡めてみて、指を抜いた時に真っすぐに伸びるようなら剛毛、しばらくそのままの形状であれば軟毛となります。

軟毛の原因

①遺伝

目の大きさや鼻の形など親子は似ている部分が多いです。身長や体型なども類似して、まるで生き写しのようにそっくりな親子も存在します。

このように顔や体型が親子で似ているのは遺伝が関係していますが、実は髪の毛も例外ではありません。

クセ毛や薄毛の原因に遺伝が取り上げられますが、剛毛や軟毛などの髪質も親から譲り受けます。
そもそも遺伝とは体の構造から類似しているので、結果として親と類似した髪質になるのです。
親が硬い髪質で剛毛であれば子供も剛毛、そして親が軟毛なら子供も髪の毛が細くて柔らかい軟毛になる傾向にあります。

ちなみに髪の毛は内側からメデュラ、コルテックス、キューティクルという3構造で作られているのですが、外側のキューティクルが髪質に大きく関わってきます。
キューティクルの数には個人差があり、数が多い人ほど髪の毛は太く硬くなり、数が少ないと細く柔らかい髪質となって軟毛や猫っ毛となります。

実はキューティクルの数も遺伝によるものなので、まさに生まれつき髪質は決められているのです。
親からの遺伝によるものなら、ずっと髪質は変わらないと考えてしまいがちですが、軟毛シャンプーなどで対策をとる事で改善させる事は可能です。

②毛穴のつまり

軟毛は遺伝が原因というだけではありません。
例えば毛穴の詰まりによっても、元々ハリやコシのあった髪質が細い軟毛になってしまう事もあります。

昔と違って今はほとんどの人が毎日シャンプーをしていますが、自分ではしっかりと洗っているつもりでも、頭皮に皮脂や汚れが残っている事もあり、それが原因で毛穴が詰まった状態になります。
そもそも髪の毛は頭皮から生えており、頭皮から栄養をもらう事で育っています。

毛穴に汚れが詰まって頭皮環境が健康でないと、髪の毛が真っすぐに生えず、髪質も細くなってボリュームが無くなってしまうのです。
軟毛の原因が毛穴の詰まりなら改善方法も単純で、軟毛シャンプーなどを使って綺麗に毛穴の汚れを取る事が有効です。

③カラーやパーマによるダメージ

オシャレのためにパーマやカラーをする人も多いですが、パーマ剤やカラーリング剤は髪の毛の皮質に強い化学反応を起こします。髪の毛はケラチンというタンパク質で出来ていますが、カラーやパーマを繰り返すとケラチンが抜けてしまい、髪の毛の中が空洞化してしまいます。
その結果、切れ毛や縮れ毛の原因にもなったり、髪の毛にハリやコシが無くなって細くなったりするのです。

トラブルを防ぐにはなるべく低刺激の薬剤を使用する、軟毛シャンプーなどでパーマ剤やカラー剤が髪の毛や地肌に残らないようにする事が大切です。

④加齢

男女ともに加齢によって髪質が変化する事があります。
ある程度の年齢になると髪の毛の内部に空洞部分が増えてくるのですが、この空洞が原因となってうねりが出たり、パサついてツヤが無くなったりします。

またハリやコシも無くなってボリュームが出づらくなるのも特徴です。
肌や体の老化と同じで年齢のせいなら仕方ないと諦めてしまう人もいますが、髪の毛を丁寧にエイジングケアをする事で、若い頃のような髪質を取り戻せる事は出来ます。

髪が軟毛してくるのは薄毛のサイン

生まれつき軟毛の人は薄毛に見られやすいというデメリットはありますが、必ずしも薄毛になりやすいという訳ではありません。

注意が必要なのは、元々太くて硬い髪質だった人が、細くて柔らかい軟毛に変化してきた時です。髪の毛が軟毛化してくるのは実は薄毛のサインでもあるのです。まず髪の毛には生えては抜けるヘアサイクルというものがあります。

ヘアサイクルは成長期、退行期、休止期という3つの期間に分けられ、平均的には1日に50本から100本ほどの髪の毛が抜けています。
ただ1本1本は違うサイクルで成長しており、脱毛のタイミングも違うので、普通は一気に髪の毛が抜ける事は無いのです。

このヘアサイクルが栄養不足などによって乱れた時、成長期が短く休止期が長くなるので、髪の毛が成長する期間が十分にないまま抜け落ちてしまいます。
その結果、太くて長い髪は抜けるのに、生えてくるのは短く細いものばかりになるので、全体的にボリュームダウンして、地肌も透けてみえるようになるのです。

もしコシやハリのない軟毛になってきたと感じるならば、それはヘアサイクルが乱れ、頭皮環境が悪くなっているのかもしれません。
もちろん改善する余地はあり、軟毛シャンプーでしっかり頭皮ケアをする事で正常なヘアサイクルを取り戻す事も可能です。

軟毛で悩まれてる方におすすめのシャンプーの特徴

①洗浄成分がアミノ酸洗浄成分であること

軟毛改善には軟毛シャンプーが効果的ですが、選び方のポイントとしてはまず洗浄成分が頭皮に優しいアミノ酸洗浄成分が使われている事です。
そもそも人の体を作っているタンパク質の主成分がアミノ酸であるため、髪にも体にも優しいシャンプーと言えます。

アミノ酸洗浄成分のシャンプーは様々なシャンプーの中でも最も低刺激で細く弱った髪の毛にハリやコシを与え、ボリューム感のある髪に導きます。
洗浄力も強すぎないので、余分な皮脂まで落とす必要もなくしっとりとした髪に洗い上げます。
続ける事で頭皮環境を整える効果があり、軟毛改善以外にも薄毛や抜け毛に悩む人、肌が弱い人にも人気があります。

ココイルグリシンKやココイルグルタミン酸、ヤシ油脂肪酸、ラウリン酸、ミリスチン酸などがアミノ酸系洗浄成分の目安となっています。

②ノンシリコンであるということ

軟毛シャンプーとしてノンシリコンシャンプーも人気があります。
一般的なシャンプーにはシリコンが入っており、このシリコンはコーティング剤の一種で髪に皮膜を作るという役割があります。

髪の毛の手触りを良くして光沢を出し、しっかりとまとめてくれる効果があるのですが、表面的な美しさを出すものの、髪の毛を内部から補修をして髪を強くすることは出来ません。そしてシリコンによって毛根や毛穴が詰まって栄養分が行き渡らず、髪の毛が細く弱ってしまう事が懸念されています。

そこで最近注目され始めたのがノンシリコンシャンプーなのです。
ノンシリコンであれば毛穴が詰まる事もなく、髪の毛が痩せる事もありません。また全体的に自然なボリュームを出す事も可能となります。

軟毛に悩まれている女性におすすめのシャンプー

軟毛に悩まれている男性におすすめのシャンプー

シャンプー以外の軟毛対策

食生活をはじめとする生活習慣の改善

軟毛を改善するために軟毛シャンプーは効果的ですが、軟毛シャンプーだけを使っていれば結果が出るという訳ではありません。
髪質が変わるのは頭皮環境の変化が伴っているのですが、それは生活習慣の乱れが大きな要因になっている事が多いのです。

栄養バランスが偏った食事、睡眠不足、運動不足は頭皮環境を悪化させ、毛穴が詰まったり血行不良を引き起こす事で髪が細く痩せていきます。
つまり毎日しっかりとバランスの良い食事を取り、たっぷりの睡眠、適度な運動をする事で元のハリやコシのある髪の毛に戻せるという事です。

髪の毛の主成分であるケラチンがタンパク質である事から、普段の食事からタンパク質とアミノ酸をしっかり摂取する事が大切です。
また髪の毛を太く成長させる上でビタミン類やミネラル類も補助的な役割をはたすので、必ず取り入れるようにします。
睡眠は時間だけではなく質も重要で、ゴールデンタイムと呼ばれる22時から2時の4時間はしっかりと眠りたいところです。

【美容師が選ぶ】洗い流さないトリートメントおすすめ10選！使い方も！

軟毛に効果のあるシャンプーのまとめ

セットがすぐに崩れる、薄毛に見られやすいなど軟毛の悩みは深いですが、元々の髪質が軟毛である人も年齢を重ねていく事で軟毛になってきた人も、軟毛シャンプーなどでのお手入れ次第によってはハリやコシのある髪質に変える事は可能です。
ただどれだけ評判の良い軟毛シャンプーであっても、使い方を間違えると意味がありません。
例えば熱いお湯でシャンプーをすると、頭皮の負担になったり乾燥を招いて逆に症状を悪化させてしまいます。
頭皮を強く擦りすぎるのもNG行為で、爪をたてないよう優しく洗い上げるのが基本です。

そして軟毛シャンプーを使い始めたからといってすぐに効果が出る訳ではありません。
それなりの期間使い続ける事が大切で、38℃程度のぬるめのお湯で洗う、泡が頭皮に残らないようにすすぐなど、使い方にも気をつけます。
またシャンプーだけを頼りにするのではなく、健康な頭皮環境を保つために食事や睡眠時間、運動などにも気を配る事で、軟毛だけではなく、体の健康も取り戻す事が期待出来ます。